第3回オンラインセミナーを開催しました

2024年9月18日(水)、第3回日本子ども健康科学会オンラインセミナーを開催いたしました。

一般講演では日本子ども健康科学会理事長 大矢幸弘先生による「子どもの睡眠とアレルギーと神経発達症」、特別講演では青山学院大学教育人間科学部教授 古荘純一先生による「発達障害から神経発達症に ー診断概念も変わるのかー」と題してお話をいただきました。

大矢先生からはアレルギーと睡眠の関係について科学的にお話をいただきました。古荘先生からは診療の考え方について、最新の情報も併せてお話いただきました。事例を通して適切な診断をすることの重要性についても伺うことが出来、大変勉強になるご講演でした。

今回のセミナーでは下記のお話をいただきました。

一般講演「子どもの睡眠とアレルギーと神経発達症」
 1. アレルギー疾患と神経発達症には相関関係がある
 2. どちらもサーカディアンリズムの乱れと関係があり、睡眠不足は疾病の悪化をもたらす
 3. 睡眠とメラトニンは健康に重要な役割を果たしている

特別講演「発達障害から神経発達症に ー診断概念も変わるのかー」
 1. 発達障害の基本概念
 2. DSM-5とICD-11 診断用語の変更
 3. 診断タイプの分類
 4. 発達障害診断のポイント 3~7つの"D"
 5. ASD、ADHDの症状のとらえ方
 6.事例(フィクション)で考えてみる
 7.まとめ

多くの方にご視聴いただきありがとうございました。2025年2月1日・2日に行われます第31回日本行動医学会学術大会 第26回日本子ども健康科学学術大会合同開催ではさまざまな講演がございますので、是非ご参加ください。

古荘先生、大矢先生、大変貴重なお話をありがとうございました。

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